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Penrynベンチマークセッションレポート(impressWatch)

Penrynベンチマークセッションレポート(impress Watch

19日(木)15時32分



●Intel975XとうさいマザーじょうでPenrynがどうさ

 こんかいのIDFでは45nmプロセスでせいぞうされるじきプロセッサ「Penryn」がおおきなトピックであるが、このせいひんのベンチマークそくていをおこなうことができるセッションがほうどうかんけいしゃむけにおこなわれた。このセッションでは、つぎにしめすクアッド/デュアルのかくPenrynコアせいひんと、KentsfieldコアせいひんをとうさいしたPCがよういされ、じっさいにベンチマークをおこなってスコアをひかくできた。

・Penrynクアッドコア(3.33GHz、1,333MHzFSB、12MBL2キャッシュ)

・Penrynデュアルコア(3.33GHz、1,333MHzFSB、6MBL2キャッシュ)

・Core2ExtremeQX6800(2.93GHz、1,066MHzFSB、8MBL2キャッシュ)

 おもなかんきょうはつぎのとおり。

・マザーボード:IntelD975XBX2(Rev.505)

・メモリ:CorsairTWIN2X2048-8500C5(1GB×2/5-5-5-15)

・ビデオカード:GeForce8800GTX(ForceWare100.65)

・HDD:SeagateBarracuda7200.10(320GB)

・OS:WindowsVistaUltimate

 ここで、Intel975Xをとうさいしたマザーボードをりようしているてんがきになったひともいるかもしれない。Intel975Xはほんらい、1,333MHzFSBをサポートしていないからである。しかし、こんかいりようされたIntelD975XBX2のRev.505では1,333MHzどうさがかのうになるようへんこうがくわえられたせいひんとのこと。

 ただし、1,333MHzFSBはオフィシャルにサポートされるものではないとものべており、IntelD975XBXのRev.303がDDR2-800どうさはかのうだがせいしきにはサポートされていなかったのとにたじょうきょうがうまれそうだ。PenrynはIntel3シリーズチップセットとくみあわせるのがげんそくといえる。

 ちなみに、CPU-Zのがめんもかくにんすることができたが、CPU-ZがわがPenrynにたいおうしていないバージョンであったため、CPUにかんするじょうほうでかくにんできたのはどうさクロックていどにとどまっている。

●SSE4のユウイせいをしめすDivXのけっかにちゅうもく

 さて、それではPenrynのベンチマークけっかをしょうかいしていきたい。こんかいのセッションは、3だいのPCにあらかじめいくつかのベンチマークがインストールされており、それをもちいてIntelスタッフがけいそく。スコアをほうどうかんけいしゃがしゅとくすることができるというもの(セッションにはたばいたいのかんけいしゃもどうせきしている)。

 ただし、じかんのせいやくもあって、いちぶのベンチマークソフトがじっしできていないため、ここではIntelからはいふされたしりょうにけいさいされているすうちもいんようしてグラフかする。なお、グラフをけいさいするベンチマークソフトはかきのとおりで、※しるしをつけたものはIntelのしりょうよりデータをいんようしたものである。また、グラフ1〜4はながいほどよいせいのうであることをしめし、グラフ5〜6はみじかいほどせいのうがよいことをしめすのでちゅういされたい。

 まず、Core2ExtremeQX6800とクアッドコアPenrynとのひかくでみると、グラフ1〜5でそうおおきなちがいはない。あんていして20〜30%ぜんごのスコアこうじょうがみられている。ソフトウェアてきにはCineBench10をのぞけばきそんのアプリケーションであり、ソフトウェアがわのたいおうがひつようなSSE4かんれんのえいきょうはないはず。このスコアののびをもたらしたのは、クロックこうじょう、FSBたいいきはば、Radix-16Divider、L2キャッシュようりょうといったあたりだが、まずクロックアップがおおきなえいきょうをおよぼしていることはまちがいない。

 ただ、クアッドコアPenrynコアの3.33GHzというどうさクロックは、QX6800の2.93GHzより13.5%ほどたかく、クロックひよりもりょうこうなスコアをのびをしめしていることになる。それいじょうのスコアののびは、そのほかのアーキテクチャのかいりょうによってもたらされたものということになる。もっともこんかいのテストけっかだけでは、どれがどのぐらいえいきょうして、こんかいのスコアになっているかをはんだんするのはむずかしい。ただ、FSBのたいいきはばにかんしてはメモリにDDR2-800をりようしたかんきょうということもあり、あまりえいきょうしていないのではないかとおもわれる。

 いっぽう、デュアルコアPenrynはCore2ExtremeQX6800におよばないスコアがほとんどで、このあたりのテストではマルチスレッドたいおうアプリケーションにおいてコアすうのビハインドをぎゃくてんできるほどのユウイせいはみられていない。ただ、グラフ1〜5のうちゆいいつ、Half-Life2LostCostではCore2ExtremeQX6800をうわまわった。これはクロックがこうじょうしているというメリットがはっきされたものだろう。しかも、30%をこえるFPSののびをみせており、ゲームにおいてPenrynのマイクロアーキテクチャがゆうこうであるかのうせいをかんじさせるけっかになっている。

 さいごにしめしたDivXであるが、みなれないバージョンをしようしている。これは、SSE4にたいおうしたアルファばんとのことで、エンコードせっていのがめんないも、それらしいせっていこうもくがよういされている。いっぱんにマルチスレッドにたいおうしたエンコードソフトは、アーキテクチャやクロックがおなじであればコアすうがおおいほうがゆうりだし、クロックさいじょうにコアすうのほうがそくどにもたらすえいきょうはおおきい。さきにしめしたMainConceptのH.264Encoderなどは、そのてんけいてきなれいといっていい。

 しかし、こんかいのSSE4をりようしたDivXでは、デュアルコアPenrynが、Core2ExtremeQX6800をうわまわるそくどでエンコードをおえるけっかをみせた。よういされていたサンプルどうががみじかいものであっため、すうびょうのさになっているが、いっぱんてきなながさのどうがであれば、すうふん、すうじゅうぶんのちがいとなるほどのおおきなさをつけている。

 なぜSSE4をりようするとどうがエンコードがこうそくになるかについてもせつめいがあった。そのおおきなりゆうとしてあげられたのが、SSE4でついかされた「MPSADBW」「PHMINPOSUW」の2つのめいれいだ。ぜんしゃはふくざつなSADえんざんをおこなうもの、こうしゃはレジスタないのねからもっともちいさなUWORDをぬきだすもの。こうしためいれいがよういされたことで、MPEGエンコードにおいてじかんがかかるこれらのしょりをすくないめいれいすうでじっこうできるとしている。

 しょりをかるくするためにすいへい/すいちょくほうこうのみのうごきけんさくをおこなっていたようなアルゴリズムをくんでいるばあい、ななめほうこうのいどうがはっせいするとまさしくあっしゅくがおこなわれないということもある。だが、128bitレジスタとじょうきのめいれいをりようすればこうしたアプローチをとらなくても、ひろいはんいのピクセルをりようしたうごきけんさくをこうそくにしょりできるというわけだ。このほか、SuperSuffleEngineのとうさいによって、この128bitレジスタのかきかえなどが1クロックでおえられるはずで、これもえいきょうしているかのうせいはたかい。

 いじょうのとおり、いくつかのベンチマークテストのけっかをしょうかいしたが、ためしたアプリケーションのほとんどでクロックひいじょうのスコアこうじょうがみられたてんにちゅうもくしておくべきだろう。Penrynにたいするさいてきかがなされていないアプリケーションでもたかいせいのうこうじょうをきょうじゅできるということになるからだ。

 なお、こんかいりようしたDivXはまだアルファばんであるためにゅうしゅはできない。そもそもSSE4をじっそうしたCPUがしじょうにでていないので、げんじょうでたいおうしたアプリケーションがないのもあたりまえなのだが、PenrynとうじょうごにSSE4をりようするアプリケーションがどのぐらいとうじょうするかもきになるところだ。SSE4をりようしたせいのうかいぜんにはソフトウェアがわのたいおうがかかせないが、そのこうかはDivXのテストけっかだけでもじゅうぶんにきたいできるものである。

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