パナソニック・トヨタ・レーシングはせかいかっこくのせいえいたちからなるこくさいチームである。せかいのトップになるためにちょうせんをつづけるなかで、せかいをてんせんしてのたたかいにおいてせかいきぼのどりょくがひつようであることをしょうめいするきかいとなっている。
トヨタは2つのたいりくにある2カコクにおおきなルーツをもっているといえる。ファクトリーはドイツのケルンに、そしてトヨタジドウシャのほんしゃはにっぽんにあるからだ。しかし、チームはじっさいには32カコクとかんけいがあり、それぞれのじょうねつをせいこうするためにしゅうけつさせているのである。
チームによると、たようせいはスパイスとなるものであり、かくこじんがもちあわせているユニークなぎじゅつりょくやエキゾチックなふんいきがまざりあうことによって、チームないでことなるけいけんやしてんをえることができ、チームのポテンシャルをさらにますことができているという。
「われわれはこくさいてきなチームであり、それがちょうせんとなるときもあるが、みながそれをさわやかだとかんじているんだ」とトヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)しゃちょうのジョン・ハウエットはかたる。どうようにレースドライバーのラルフ・シューマッハも「こくさいてきなチームにいると、しょうらいのせいかつのためにおおくのことをまなび、けいけんすることができる。おくりもののようなものだね」とひょうげんしている。
トヨタはドイツにあるにっぽんのチームということで、とうぜんたくさんのにっぽんじん、そしてドイツじんスタッフがざいせきしている。しかし、ほかのF1チームでトーゴやポーランドしゅっしんのスタッフやブラジルしゅっしんのマネジャー、かんこくしゅっしんのひしょなどをみつけることははたしてできるだろうか?
トヨタはこのたようせいをほこりにおもっており、チームメンバーはそのようなたぶんかてきなかんきょうでさかえることができる。ベネット・アカボーツェはじしんのかんじょうをこうひょうげんしている。「おおくのぶんかをまなぶよいきかいとなっているよ。ここにいることをほこりにおもう」
テストチームにしょぞくしているトーゴしゅっしんのベネットしごとは、マシンのパーツをじかんないでこうりつよくこうかんすることだ。
テストチームはレースチームとどうよう、さまざまなこくせきのひとたちからなるグループであり、F1のせかいにおいてかずのすくないポーランドしゅっしんのスタッフもしょぞくしている。バーテック・バルトツェウィクスは、BMWザウバーのロバート・クビサがF1デビューをかざるなんねんもまえからトヨタF1チームのせいこうにこうけんしてきた。
エンジンぶもんではたらくバーテックは、データをモニタリングしテレメトリをチェックすることにより、チームはエンジンのパフォーマンスをさいぶにいたるまでしることができ、しかもまいしゅうまいびょうにわたってそれがかのうとなっている。バーテックは「ひじょうにカラフルなチームだよね。たとえぼくらがそれぞれことなるげんごをはなしていたとしても、つよいいったいかんをもつことができているんだ。ほんとうにかぞくみたいだよ」とかたっている。
たこくせきチームにおいて、げんごはひじょうにじゅうようなものとなっている。えいごはすべてのチームメンバーのきほんであるが、サーキットやファクトリーにおいては、さらにふくすうのげんごをきくことができる。
げんごのこんごうがチームをさいてしまっているのではないかとかんがえることもできるかもしれないが、トヨタではぎゃくのげんしょうがおきている。イタリアじんのトラッキー(トランスポーターうんてんしゅ)、パオロ・フェラーリはサーキットへのうんてんやピットでさぎょうしているときのかいわが、じぶんとどうりょうそれぞれのユニークなげんごをはってんさせているという。
「われわれはふくすうのげんごをあやつっている。ぼくはすこしのドイツご、イタリアごとえいごをしゃべっているんだ」とパオロはせつめいしている。
エンジンエンジニアのジョンまつしまにとって、ミックスされたぶんかやげんごしゃかいではたらくことにかんめいをうけているようだ。
アメリカとにっぽんのこくせきをもつジョンはドイツにすんでいる。かれは「サーキットでなにかおきたとき、アメリカじんやにっぽんじんだということはかんけいない。ただできるかぎりマシンをはやくすることにぜんりょくをかたむけるんだ」とのべる。
ヤルノ・トゥルーリとともにはたらくレースエンジニア、ジャンルカ・ピサネロは、げんごとぶんかをきょうゆうすることはアドバンテージにもなることをしったという。「ドライバーとじんそくにコミュニケーションするときはことばだけでなく、アイコンタクトなどもだいじになるんだ。おたがいにわかりあわなければいけないからね」
げんごやしごとのしゅうかんだけでなく、しょくしゅうかんもまたちがいをみせるものだ。テストチームマネジャーのゲルト・プファイファーは、「みんなそれぞれがぼこくのしょくぶんかをうけてそだってきた。だからこくさいてきなチームだとそれらすべてをまぜあわせることになり、すこしふまんにおもうときもあるよね! たしかにじぶんのかていのあじのほうがおいしいとかんじるかもね」とかたる。
しょくもつじたいではなく、しょくじのほうほうもまたことなっている。コミュニケーションコーディネーターのバージニー・パピンは、「チームにはいったばかりのころはさまざまなけいけんをしたよ。ぼくがしょくどうでたべていると、30ふんごにはみんながいなくなっているんだ。フランスじんはゆっくりとじかんをかけてしょくじをたのしむが、ドイツじんにはそういうぶんかはないんだね」とコメントしている。
さまざまなぶんかのちがいがトヨタにおいてあるものの、チームはぶんれつすることはない。かれらをまとめあげているのはレースにかち、チャンピオンシップにむかってたたかうといういしきである。
スイスにじたくをかまえ、フィンランドじんのなまえをもつイタリアじんであるトゥルーリは、ドイツにきょてんをおくチームについてこうかたっている。「このチームはせかいじゅうさまざまなくにからのひとびとでこうせいされている。こくせきやしゅうきょうはもんだいにはならないよ。いっしょにいていいとかんじることがじゅうようなんだ」