「Webサイトをつくったってもうからない」――そんなこえをみみにする。えいぎょうりょくがたりなかったしんこうきぎょうと、あたらしいサービスをもとめていたレガシーきぎょうをむすびつけたのはサイトばいばいサービスの「サイトストック」だった。
【たのがぞうがけいさいされたきじ】 「Webサイトをつくったってもうからない」――そんなこえをみみにする。プログラマーやデザイナーがおもしろいサイトややくにたつサイトをつくっても、アクセスがすくなくしゅうえきがあげられず、けいぞくてきにうんえいできなかったりすれば、ビジネスとしてせいりつさせるのはむずかしい。
●「そうむのもり」のビジネスかにひつようなのうりょくとは
カヤックがうんえいしていたそうむじょうほうサイト「そうむのもり」もビジネスかにくるしんでいたサイトの1つだ。そうむのもりはもともと、2000ねん3つきに1にんのしゃかいほけんろうむしがたちあげたこじんサイトだった。そのしゃろうしがカヤックににゅうしゃし、うんえいぼたいもカヤックにうつった。2007ねん5つきのページビューはげっかん150まん。しゃろうしのほか、ぜいりしやぎょうせいしょしなどのゆうしかくしゃ700にんがそうだんをうけつける「こくないでもゆうすうのそうむじょうほうサイトにせいちょうした」(カヤックやなぎさわだいすけだいひょうとりしまりやく)という。
げっかん100まんをこえるPVをあつめるとはいえ、ビジネスとしてはリスティングやバナーなどのこうこくによるほそぼそとしたしゅうえきしかなかった。
それにカヤックはじょうほうをはっしんするメディアがほんぎょうのかいしゃではない。しゃいんは20すうめいで、そのうちおおくがプログラマーやデザイナーという、いわゆるITけいきぎょう。そうりつ9ねんめとわかいかいしゃでもある。もちろん、「そうむ」というぎょうむにもそれほどちかしいというわけではない。にゅうしゃしたしゃいんのこじんサイトをかいしゃでうんえいすることになったものの、「サイトにあつめたユニークユーザーをサイトないでかいゆうさせるぎじゅつりょくはあるが、リアルなぶっぱんやえいぎょうをつうじたしゅうきゃくのうりょくにかけていた」(カヤックのやなぎさわし)のだ。
そこでカヤックではそうむのもりのじぎょうをじょうとすることにした。あいてはコクヨグループのカウネットである。これまでカウネットがおもにてがけてきたのはほうじんむけのオフィスぶんぐつうはんじぎょう。そうむのもりは、オフィスぶんぐのちょうたつせきにんしゃであるそうむたんとうしゃがおおくえつらんしており、カウネットのつうはんじぎょうとしんわせいもたかい。くわえて、カウネットではこじんむけつうはんじぎょう「メールギフト365」をかいしするなど、ほうじんむけつうはんいがいのビジネスてんかいもにらんでいた。じょうほうはっしんやコミュニティをうんえいするじぎょうも「しやにいれていた」(カウネットありがきみおじょうむ)という。
オンラインつうはんをてがけるカウネットは、コクヨグループのなかでは“いたんじ”ともいえるそんざいだが、ITきぎょうからすればカウネットだってコクヨグループというレガシーきぎょう。だが、このレガシーきぎょうにはぶっぱんやりゅうつうにじっせきもあり、どういんできるえいぎょうりょくもカヤックとはくらべものにならない。そもそも、カウネットがうんえいするオンラインつうはんサイトのしゅうきゃくりょくは、「そうむのもりとけたちがい」(カウネットのありがし)なのである。
●Webサイトやシステムの“であいけい”サービス
「そうむのもりというせんもんじょうほうサイトに、カウネットのぶっぱんやりゅうつうなどリアルなえいぎょうりょくがくわわれば、よりつよいシナジーをえられるはず」とかたるのはデジパのきりたにこうじしゃちょう。どちらかというとレガシーきぎょうにぞくするカウネットと、ぎじゅつしゃしゅうだんのITきぎょうであるカヤックのまをとりもったのが、デジパがうんえいするちゅうかいサービス「サイトストック」だった。
サイトストックでは、ユーザーからもうしこみをうけたサイトやサービス、システムなどをかいつけるきぎょうをさがす。いわば、Webサイトやシステムの“であいけい”サービスだ。2007ねん3つきのかいしいこう、すでに11けんがせいやく。この11けんめがカウネットとカヤックだったわけだ。「サイトやサービスをつくるのうりょくと、つくったものをうるのうりょくはことなる。これまでプログラマーやデザイナーがおもしろいサイトややくにたつシステムをつくっても、かいはつしたものをおかねにかえるぶぶんのしょうへきがたかかった」(デジパのきりたにし)
これまでもサイトストックのようなちゅうかいサービスがなかったわけではない。ユーザーじしんがかいはつしたものをとうろくし、かいぬしがあらわれるのをまつだけのサービスもある。ばあいによっては、かいぬし、うりぬしともにおたがいをまったくしらず、オンラインじょうのてつづきだけでおわってしまう。おうおうにして、たいしょうとなるWebサイトをうりあげやページビュー(PV)などすうちてきなぶぶんやけいざいてきなそくめんだけをみつもるケースもおおいという。
デジパはもともとSEOのコンサルティングなどをうけおうじぎょうもおこなっていたため、あるたね、Webサイトなどオンラインビジネスの“めきき”でもあるという。サイトストックでは、かならずうりぬしにれんらくをとり、うりあげやPVだけでないどくじのしひょうでちょうさする。そのけっか、たとえうりあげやページビューがゼロでも、サイトのしくみやシステムのアルゴリズムにせんけんせいがあるばあい、たかいひょうかにつながることもあるのだ。
さらに、たんにちゅうかいのばをもうけるだけではなく、うりぬしとかいぬしのはしわたしやくもひきうける。カウネットとカヤックのれいでいえば、そうむのもりのうりだしがきまってから、20すうしゃをピックアップ。デジパではそのうち12しゃにうりこみをかけ、さいしゅうてきにカウネットにきまった。じつは、こんかいのじぎょうじょうとご、うんえいはカヤックがそのままぎょうむいたくをうける。
「Webサイトをつくったひとのきもちはつくったひとしかわからない」(デジパのきりたにし)。じょうとするとしてもなんらかのかたちでうんえいにたずさわりたいカヤックと、サイトうんえいのノウハウをえたいカウネットのおもわくががっちしたかっこうだが、こうしたじょうけんをマッチングさせるのがデジパのやくわりだという。
●サイトばいばいは“わかものしえん”
これまでプログラマーやデザイナーは、じぶんでさくせいしたWebサイトやシステムをビジネスかしたいばあい、コツコツとPVをかせぎ、ほそぼそとしたこうこくでうりあげをつみあげて、じみちにみとめてもらうほかなかった。デジパのきりたにしは「サイトのばいばいしじょうはまだまだちいさいがビジネスかの1つのほうほう。いわば“わかものしえん”だ。わかいプログラマーやデザイナーがせいこうするためのきっかけになるのではないか」という。
ちょうさのじっしなどコンサルタントひようもふくんだてすうりょうは、じょうとひようの10〜30ぱーせんと。サイトストックのサイトではげんざいも40〜50けんのサイトやシステムが“であい”をもとめてうりだされている。
コクヨのカウネット、そうむじょうほうけいサイトとこじんむけつうはんサイトをばいしゅう
メールアドレスしかしらないあのこにプレゼント――メールギフト365
オフィスけいぶんぐつうはん“はるのじん”――アスクル、たのめーる、カウネット
ブレインストーミングをかっぱつにさせる4つのツール
「こまった」じにそうだんしたい7つのサイト
http://www.itmedia.co.jp/bizid/