なんびょうをこくふくしたりょうちばフェニックスハート(おす、ちちプルピット)が、こんしゅうのはこだて3さいみしょうりせんでデビューする。ずっとちょうきょうにきじょうし、じっせんのたづなもとるよていだったつかだよしおきしゅ(21)=みほ・ふじさわかず=は、24にちのらくばじこのえいきょうでげんざいもいしきがもどっていない。“ふしちょうのこころ”のいみをもつどううまは、つかだのかいふくをねがうひとびとのおもいをのせてりきそうする。
はんあににG1レース6かつまアグネスデジタルをもつよち・フェニックスハートのきびょうがはんめいしたのは2さい7つきのことだった。びょうめいはボーンシスト(ほねのうほう)。かんせつのなんこつそしきにくうどうができるびょうきだ。ふじさわかずしはとうじをこうふりかえる。「アメリカでこうにゅうして、デビューをめざしてにっぽんにもってくるちょくぜんにきがついた。かしょがひずめそこだったからわからなかった。しゅじゅつできないばしょで、しょうれいもほとんどない。しってらくたんしたよ」。
それでも、あきらめることはなかった。「ケンタッキーにしゅじゅつけいけんのあるじゅういがいるときいたんだ。オーナー(やまもとひでとしし)とそうだんしてだめもとでやってみようと」。じんえいのおもいはたしかにとどいた。しゅじゅつはせいこうしことし3つきにらいにち、デビューもくぜんにまでこぎつけた。ぜつぼうのふちからまいもどってきたくろかげのぼばは“ふしちょうのこころ”となづけられた。
とうしょ、たづなはつかだがとるよていだった。つまがりじょしゅはつぶやく。「おいぎりはよしおしかのっていない。よしおもすごくたのしみにしてたうまなんだ…」。しょうらいをゆうぼうしされている21さいは、6つき24にちにらくばしげんざいもしゅうちゅうちりょうしつでかりょうちゅうだ。
こえられないかべはない。かいふくをねがうひとびとのおもいにマサルものなどない。それをしょうめいしターフにたつフェニックスハートのはしりは、かならずつかだのもとにとどくとしんじたい。