6、3、1…。じょばんからしってんをかさねてのたいはいのなか、せめてもの“おわび”です。ひろしま・まえだとものりがいやしゅ(36)が3あんだ。5つき17にち・はんしんせんいらい、こんき4どめのもうだしょうで、つうさん2000ほんあんだまで、あと「6」とした。28にちから6れんせんでのたっせいへ、ラストスパートだ。
しょかいにまさかの6しってん…。いきなりしょうりへのきぼうをくだかれたファンに、まえださとしがすくいのてをさしのべた。
カウントダウンにはいって、スナイパーとしてのせいどがたかまる。にかいいっしいちるいからくぼのたかめのちょっきゅうをとらえる。だきゅうはうよくフェンスまでたどりついたが、いきおいよすぎてみぎまえだにおわる。いちるいじょうではニコリともせずくびをひねる。「ちょっきゅうけいをうっていこうとおもっていた。バットのさきだったけど、うまくバットにかかってくれた」。しあいちゅうのこうほうのといにも、きびしいひょうじょうでこたえたという。
2だせきめではこううんもかさなる。よんかいにしいちるいからたかめのシンカーをひっかけてにゴロ。ところがだ。いちるいそうしゃ・アレックスがだきゅうにあたりしゅびぼうがいでアウトになる。きろくじょう、ないやあんだとなった。
「ながくやきゅうをやってたら、いろいろあるよね。ああいうかたちでヒットになったのはきおくにないよ」。こんき、くとうしてきたおとこへのかみさまからのほうびなのか…。まえださとしにはすくいの1ほんとなった。
2ほんうっても、バットをやすめることはない。ななかい、せんとうだしゃのだせきではたかめのちょっきゅうをたたきつけた。いち、にるいかんをぬけていくのをみて、ホッとしたひょうじょうをみせる。それでも、「ごういんにうちにいった。たまたまいち、にるいかんをぬけただけ。たまたまだよ」となっとくしない。
4だすう3あんだで5つき17にち・はんしんせん(くらしき)いらい、こんき4どめのもうだしょうだ。しかし、チームのたいはいに、キャプテンはしあいごにくちをひらくことなく、うつむきかげんにロッカーへいっちょくせんにむかった。
このひもれんしゅうかいしまえに20ふんかんのとくだをかんこう。プロ18ねんかん、つらぬきとおした“れんしゅうのむし”スタイルをかえることはない。こんき、たびかさなるこしょうをこえて、てさぐりじょうたいからなにかひかりはみえてきたはずだ。
つうさん2000ほんあんだへのこり「6」とした。12しあいれんぞくでスタメンしゅつじょうするいっぽう、さいきん10しあいでマルチ5どとペースをあげてきた。きめるのはこうしえん3れんせんなのか、それともおおくのファンのまつひろしましみんきゅうじょうなのか-。てごたえはまえださとしのてにある。