けいしちょうたじかわしょちいきかのとものひでかずじゅんさちょう(40)がいんしょくてんじゅうぎょういん、さとうようこさん(32)をしゃさつごにじさつしたじけんで、とものじゅんさちょうがさいしょにいかくはっぽうしたとみられることがけいしちょうたじかわしょそうさほんぶのしらべでわかった。みうごきできなくなったさとうさんにたてつづけにはっぽうし、さつがいしたかのうせいがたかい。21にちのじけんはっかくから1しゅうかん。とものじゅんさちょうがストーカーこういをくりかえしたすえにさとうさんをさつがいしたじけんのきょうあくさが、つぎつぎとあきらかになっている。
じけんはっかくちょくご、けいしちょうは2にんはしたしいあいだがらだとみていた。さとうさんにていこうしたようすがなかったため、じゅんさちょうがむきあってすわったさとうさんをうち、じさつをはかった「むりしんじゅう」とのみかたもあった。
ところが、ことし5つきごろからりょこうがえりのさとうさんをはねだくうこうでまちぶせするなど、じゅんさちょうのストーカーぶりがエスカレートしていたことがはんめい。さとうさんがしゅういに「つきまとわれてこまる」など、ゆうじんらにひがいをそうだんしていたこともわかった。
2にんのメールのやりとりや、じゅんさちょうがさとうさんかたのあいかぎをしょじしていたじじつから、じゅんさちょうがさとうさんのへやにくりかえしふほうしんにゅうしていたうたがいもふじょう。そうさほんぶはじけんちょくぜんにさとうさんがそうしんした「(けいさつに)うったえる」というメールがじけんのひきがねになったとみている。
じけんげんばのけんしょうもすすんできた。とものじゅんさちょうがうった4はつのうち2はつはさとうさんのむねとかふくぶにめいちゅう。さらに、とものじゅんさちょうはじぶんのひだりむねをうっていた。のこる1はつはげんかんからいまにつづくろうかのかべをかんつうして、おしいれのゆかにめりこんでいた。
おしいれのたまはさとうさんをねらってはっしゃされたとはかんがえにくい。じゅんさちょうがけんじゅうをぬいたさいにぼうはつしたかのうせいはのこるが、そうさほんぶはとものじゅんさちょうがさとうさんをいかくするためにはっしゃしたかのうせいがたかいとみている。
さとうさんにあたった2はつは、いずれもからだをほぼすいちょくにかんつうしてゆかにめりこんだとみられていたが、そのご、むねのたまはからだをかほうにむけてななめにぬけていたとわかった。そうさほんぶはじゅんさちょうがいかくしゃげきでしりもちをつくなどしたさとうさんのむねをたったじょうたいでうち、たおれたのちにかふくぶをまうえからうったとのみかたをつよめている。【すずきやすひろ】
◇ひはんやふまん、けいしちょうに479けん
じけんはっかくから27にちまでにけいしちょうによせられたでんわやメールによるひはんやふまんはけい479けんにのぼった。どうちょうは28にち、ホームページにこくみん、とみんにたいするおわびをけいさいした。
もっともおおいのは、「じじつをあきらかにしろ」「もうしんようできない」といったひはんやふまんでやく3わり。「じゅんさちょうのいぞくにきんがはらわれるのはおかしい」などとたいしょくきんにかんするぎもんもやく2わりにのぼった。
ホームページは「しょくいんによるけんじゅうしようさつじんおよびじさつじあんについてのおわび」とだいし、こくみんのせいめい、しんたい、ざいさんをまもるべきけいさつかんがたいよされているけんじゅうをつかってじけんをおこしたことを「きわめていかん」とした。さらに、さとうさんのめいふくをいのるとともに「ごいぞくのかたがたおよびこくみん、とみんのみなさまにふかくおわびもうしあげます」といっぱんとみんにたいするおわびをけいさいした。
いっぽう、どうちょうによると、じゅんさちょうのいぞくにはたいしょくきん1200まんえんがしきゅうされる。とじょうれいにより、しぼうたいしょくあつかいとなるとものじゅんさちょうはちょうかいしょぶんをうけず、けいじじけんとしてもきそされないため、つうじょうのてつづきだとしきゅうされるという。ただし、じゅんさちょうのりょうしんはたいしょくきんをひがいじょせいのいぞくにわたしたいとのいこうをどうちょうにつたえているという。【かわかみあきひろ】