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ヴィクトリーせいちょうの11びょうご/きっかしょう(にっかんすぽーつ)

ヴィクトリー成長の11秒5/菊花賞(日刊スポーツ

19日(金)8時45分



 きっかしょうのわくじゅんが18にちにはっぴょうされ、2かんめをねらうさつきしょうばヴィクトリー(おす3、りっとう・おとなし)はだいそとの8わく18ばんにはいった。このひはDウッドコースでさいしゅうおいぎりをおこない、まえにかべをつくってちょくせんでぬけだすかんぺきなうごきをひろう。6ハロン85びょう3、ラスト11びょう5とシャープにのびた。きしょうのはげしさはあいかわらずだが、がまんをおぼえたいまなら3000メートルのきょり、ふりなわくじゅんものりこえられる。ばけんは19にちからとない2カショのウインズではつばいされる。
 いわたきしゅをせにしたヴィクトリーが、5とうにかこまれてDウッドコースにとうじょうした。しゅういをかためられたまま3コーナーすぎからこうしょうめんまでウオーミングアップ。あたまをあげるそぶりをみせるなか、みながかたずをのんでおいぎりのスタートをみまもった。はたして、かかりくせはでるのか?
 ところが、ヴィクトリーはゆったりとはしった。まえにうまを2とうおき、1ばしんうしろでじっとしている。ジョッキーがこしをうかせることもない。おりあっている。ちょくせんでムチをぬいたが、つかうひつようはなかった。あしをタメたぶん、のびあしがいい。しまいは11びょう5のきれあじ。あっというまに4ばしんヒキハナシた。うまからおりたときのいわたのえがおが、できのよさをものがたっていた。
 とけいは6ハロン85びょう3、5ハロン69びょう2。16びょう1、15びょう7のおそいラップでも、われをだすことはなかった。おとなしひでたかし(53)は「すべていわたにまかせている。おりあいにせんねんというちょうきょう。せんしゅうもやっているからじゅうぶん。うまたいはしまって、かなりのうわづみをかんじる」となっとくのひょうじょうだ。このちゅうかんもケイバのひいがいはいわたがつきっきりできじょうしている。さかじからコースおいにかえ、うまのうしろにつけておりあいをおぼえさせた。「ダービーごにぼくじょうでヴィクトリーをみたとき、うまのうしろにつけたらおりこうさんにしていたんで。こっち(トレセン)にはいってからも、そのようにしようとおもってね。いわたには、ぼくじょうにものりにいってもらった」。はるさきにみせていたしりっぱねなどのやんちゃなめんもかげをひそめていた。
 こうべしんぶんはいではしんうませんいらいのかえしばをこころみた。いぜんはゲートまで2にんびきだったが、いわたとヴィクトリーだけでスタートちてんまでむかった。おとなししは「ほんとうはうまのうしろにつけていきたかった。ちょっとしっぱいだったね」とはなすが、はるにはかんがえられなかったこと。せいしんてきなせいちょうはまちがいない。だいそとわくはけっしてかんげいざいりょうではないが「いわたがのりやすければ、それでいい。じゆうにのってほしい」とあんじていない。ゆるぎないしんらいでむすばれたじんばにすべてをたくす。【わだみほ】

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