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<おとたましい>だいいちろくかい SEAMO「まわりみちがいちばんのちかみちだった」(まいにちしんぶん)

<音魂>第16回 SEAMO「回り道が一番の近道だった」(毎日新聞

5日(月)11時24分



 なごやをきょてんにかつどうしながら、06ねんに「マタアイマショウ」でブレーク、NHKこうはくうたがっせんにもしゅつじょうしたSEAMO(シーモ)さん(32)。07ねんはげきじょうばんアニメ「クレヨンシンチャン あらしをよぶ うたうケツだけばくだん!」のしゅだいか「Cry Baby」でファンをかくだい。そして、やく1ねんぶりのアルバム「Round About」を10つき31にちにはつばいした。SEAMOさんのおとこけにあふれ、ちょっぴりセンチメンタルなすがおにせまった。【にしむらあやの】

 SEAMOさんがおんがくをこころざしたきっかけは、ビートタケシさんしかいのバラエティー「てんさい・たけしのげんきがでるテレビ!!」(ニホンテレビけい)のにんききかく「ダンスこうしえん」だった。「ダンスにはまり、よりめだちたいとマイクをもちはじめたころ、ほんばのスタイルをみせる『マイクロフォン・ペイジャー』や『キングギドラ』、『ライムスター』があらわれ、“おれもやってみたい!”おもった」という。

 18さいからさくし・さっきょくをてがけ、95ねんにじもと・なごやをちゅうしんに「シーモネーター」としてかつどうをかいし。02ねんにメジャーデビューしたが、かげきなげんどうからインディーズにまいもどる。しもネタのいんしょうをふっしょくし、メッセージせいのあるかおがほしいと「SEAMO」というべつキャラクターをうみだし、05ねん3つき、さだまさしさんのヒットきょく「かんぱくせんげん」をサンプリングした「かんぱく」でかつどうをさいかいした。

 「にっぽんだんじとしてちからづよくおもいをつたえられるきょくをとかんがえたとき、ダイスキなさださんの『かんぱくせんげん』がうかびました。あいさつをしたとき、『ラップはきらいなんだよねー』といわれたんですが、『かんぱく』をきいてもらったら、『おまえのうたはことばがはいってくるからいい』とほめてくれました」とうれしそうにかたる。

 てんきは06ねん。4つきはつばいの「マタアイマショウ」が、ラジオやゆうせん、カラオケなどでロングヒット。7つきには、アニメ「ルパンさんせい」のテーマをリメークした「ルパン・ザ・ファイヤー」でオリコン9いのヒットをきろくし、こうはくにしゅつじょうした。

 「むかしとくらべたら、あっとうてきにいそがしくなり、スキなパチスロにいくじかんもありません。ことしはまばたきしたらいまになっていたというかんじ。でも、めしをくえなかったときのことをかんがえると、ありがたいですね。せんぱいかたもこういうおもいをしながら、クリエーティブなものをうみだしているとおもうと、いまでもひっしです」とちからをこめる。

 32さいのたんじょうびにはっぴょうしたさいしんアルバム「Round About」では、「クレヨンシンチャン」のしゅだいか「Cry Baby」をはじめ、かしゅのBoAさんやmihimaruGTのhirokoさんらとのコラボきょくなどぜん16きょくをしゅうろくしている。

 「『Cry Baby』で、はばひろいねんだいにきいてもらえるようになった。もてたいいっしんでやっていたころをおもうと、ちいさなこどもたちに、じぶんのうたがとどくじだいがきたなんておどろきます。こどもがライブにきたり、ぼくのCDに『サインしてくれ』ときてくれると、ガンバラなきゃな、きもちをむだにできないな、とかんじています」という。

 「Cry Baby」では「なきたいときにはないてもいい」。スガシカオさんをゲストギタリストにむかえた「Fly Away」では「いまならとべる」と、とうしんだいのことばがならぶかしがいんしょうてきだ。

 「かしはポジティブなことばかりじゃなく、げんじつをみせることもひつようだとおもっています。うたにすくいをもとめても、きいてくれたひとのじんせいは、そのひとじしんがこうどうしないとかわらない。じんせいのいちばんのだいごみは、こんなんをのりこえたさきにあるとおもう。いざってときにしんようできるのはじぶんだけだから」

 「ねんをとってセンチメンタルになったぶぶんもあるかも」といい、BoAさんとコラボした「Hey Boy,Hey Girl」は、たいせつなひとにであい、ひびがきらめきはじめるというあたたかなこいものがたりをつづる。

 「ネガティブで、くらいきょくばかりかくといわれるので、スキなひとができて、いっしょにすごしてるだけで、がっこうやしごとにいくのがたのしくなるというとびきりキュートで、ハッピーなきょくをつくりました」

 mihimaruGTのhirokoさんときょうえんした「たからじま」は、おきなわのみんぞくがっき・さんせん(さんしん)がいんしょうてきだ。「サビにオリエンタルなはなやかさがほしくて、むかしからこうりゅうがあったかのじょなら、イメージをかなえてくれるとひらめいた。ねらってだせないグルーブをだしてくれて、いいきょくになりました」とえがおをみせる。

 あいしゃの「ママチャリ」でまちにくりだし、じてんしゃと“ににんきり”のデートをたのしむ「Chilling,Chilling」をしゅうろく。じしんはママチャリではなく、えいこくせいの「アレックスモールトン」があいしゃというSEAMOさんは、「ヒップホップでは、『チルする(チリング)』ということばがあるんです。『リラックスする』といういみなんですが、それとじてんしゃのベルの『チリンチリン』をかけました。ぼくにとって、じてんしゃにのることがリラックスタイム。ドジなしゅじんこうがドタバタげきをえんじるというきょくです」とかいせつする。

 タイトルの「Round About」は、「とおまわり、まわりみち」のい。「ぼくのおんがくじんせいじたいが、まわりみちとおもわれるのですが、いまのばしょにたどりつくまでのしっぱいやかべはひつぜんだった。とおまわりしたことが、いちばんのちかみちだったとおもうので、そのきもちをタイトルにこめました」という。

 じもとなごやでは「じゅくちょう」とよばれる。「たいせつにしているのは、ひととひととのつながり。いちにんのときはウルトラマンでカメンライダー。だけど(コラボしたりして)5にんのときは、ゴレンジャーでどのやくわりかをかんがえながらぶたいにあがります。なかまのためにひとはだぬぐことはいとわない。なごやというじばんでかつどうすることにほこりをもっているし、とうきょうにまけたくない!というプライドもある」とあつくかたった。

 11つき2にちの「Zeppふくおか」をかわきりに、08ねん1つき20にちのはつのにほんぶどうかんこうえんまで、ぜんこく13カショで「Round Aboutツアー〜2007ねん シーモはんき ちんプレーこうプレーたいしょう」をてんかいする。

 「CDやテレビでは、ぼくのミリョクのはんぶんもつたわっていない。どんなことをかんがえて、どんなすがたでライブするの?とか、かいじょうでたいかんしてほしい。しょういきなトークやひょうげんりょくゆたかなすんげき、ほんもののエンターテインメントをおみせします。ぶどうかんははじめてのぶたいなので、ぼくのおんがくじんせいのしゅうたいせいをみせたい」といきごんでいる。

<SEAMO プロフィル>

 シーモ。75ねん10つき31にちあいちけんうまれ。「かんぱく」でデビュー。ちゃくうたダウンロードが200まんをこえた「マタアイマショウ」がしゅうろくされたアルバム「Live Goes On」は50まんまいをうりあげ、ヒップホップソロアーティストとしては2にんめのオリコンはつとうじょう1いをきろく。06ねん「NHKこうはくうたがっせん」にはつしゅつじょう。07ねん4つき、「Cry Baby」でオリコン6いのヒットをきろくしている。

【かんれんきじ】SEAMOをしょうがくせいきしゃがインタビュー
【かんれんきじ】モンキーマジックシングルインタビュー
【かんれんきじ】モンキーマジックアルバムインタビュー
【かんれんきじ】GLAYインタビュー

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