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【とくほう おう】しーらかんすとった たんざにあおきではつ つぎは“せいきのはっけん”ちぎょ (さんけいしんぶん)

【特報 追う】シーラカンス撮った タンザニア沖で初 次は“世紀の発見”稚魚 (産経新聞

14日(水)7時50分



 ふくしまけんいわきしのすいぞくかん「アクアマリンふくしま」のちょうさたいがことし9〜10つき、アフリカ・タンザニアおきでシーラカンスのせいたいちょうさをおこない、どうちとしてはせかいはつとなるシーラカンスのすいちゅうさつえいにせいこうした。ちょうさたいでじはししきすいちゅうカメラ(ROV)オペレーターをたんとうしたどうかんしょくいんのやまうちしんやさん(33)にはなしをきくうちに、すうおくねんまえからいきつづける“いきたかせき”とげんだいとのいがいなかんけいがみえてきた。(おのだゆういち)

 9つき30にち、タンザニアのタンガしゅうおき。やまうちさんはこがたボートじょうでROVをそうさしていた。

 しょうごごろ、センジョウにおくられてくるがぞうにまるいりょくしょくのひかりがうつった。「シーラカンスのめかもひく」。ひかりのほうこうにROVをちかづけていったつぎのしゅんかん、いわのきれめにかくれているシーラカンスのすがたががめんいっぱいにひろがった。

 「みつけたしゅんかんは『やったぞ!』ときもちがわきたちました」という。

 じつはやまうちさんがほんばんでROVをそうさするのはこれがはじめてだった。これまではせんぱいのちょうさいんが1にんでたんとうしていた。ROVのそうさは、いわへのしょうとつをかいひしたり、えいぞうだけをたよりにROVのじょうたいをはあくしたりするひつようがある。きょくどにしんけいをつかうため、1にんが1にちにそうさできるのは4〜5じかんがげんど。そのためやまうちさんがあらたにROVたんとうににんめいされた。

 やまうちさんは「ROVをまかされたときは『できるかな』とふあんでれんしゅうをかさねました。はっけんできてほっとしています」とくったくのないえがおをみせた。 

 さいしゅうてきに、9つき23にちから10つき9にちまでのちょうさで、ちょうさたいはのべ9こたいのシーラカンスをはっけん。やまうちさんはそのうち8こたいのさつえいにせいこうした。

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 アクアマリンふくしまはなぜ、シーラカンスのちょうさにちからをいれているのか。

 どうかんのあべよしたかかんちょうがせつめいする。「とうかんのかいかんコンセプトの1つは『せいめいのしんか』。だからさかなからりくじょうせいぶつへのしんかのかぎをにぎっているシーラカンスのちょうさをはじめました。どうじに、きしょうせいぶつのほぜんというかんてんからも、ちょうさはいみふかいとおもっています」

 こんかいのちょうさのせいかは、シーラカンスのあらたなせいそくちをみつけたことだ。

 これまでにアフリカでシーラカンスがかくにんされていたのは、ミナミアフリカとコモロしょとうだけだった。しかしきんねん、とおくハナレたタンザニアでほかくれいがきゅうぞう。あらたなせいそくちであるかのうせいがたかいとちゅうもくされていた。それをちょうさたいがせかいではじめてじっしょうした。

 こんごもインドネシアなどにちょうさたいをはけん、あらたなせいそくちやせいそくはんいのとくていをめざすという。

 やまうちさんのつぎのもくひょうのひとつは、シーラカンスのちぎょをみつけることだ。シーラカンスのたまごはおやぎょのたいないでふか(ふか)し、30センチほどのおおきさになっただんかいでたいがいにでるとかんがえられている。しかしいままで、いきたちぎょがみつかったれいはなく「どこでどのようにいきているのかわからない。もしさつえいできればせかいじゅうのひとがおどろくだいはっけん」とめをかがやかせる。

 “いきたかせき”シーラカンスのがくじゅつちょうさは、われわれにこだいへのロマンをあたえてくれる。

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 いっぽうでちょうさには、がくじゅつてきないぎとはべつのいぎもあるという。

 こんかいのちょうさがおこなわれたタンザニアでは、きんねんほかくれいがふえたぎょそんで、いちぶのりょうをじしゅきせいしている。シーラカンスほごをじゅうしするせいふのしどうによるものだ。そのためりょうしたちは、せいかつにくるしんでいるという。

 シーラカンスなどきしょうしゅほごにたいするこくさいてききうんがたかまるいっぽうで、そこでせいかつするひとびとのせいかつはあっぱくされるというひにく。むずかしいじだいにはいったといえそうだ。

 やまうちさんは「こんかいのちょうさでどこにシーラカンスがせいそくしているのかわかった。こんかいのデータをほごかつどうとりょうのりょうめんにやくだててもらえればうれしい」とはなしている。

 どうかんはこれまでのちょうさけっかをふまえ、11つき24にちに「シーラカンスのなぞにせまる!2007」とだいしたシンポジウムをかいさいする。

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 ■シーラカンス こせいだいデボンきの(やく3おく6000まんねんまえ)にしゅつげんしたこだいぎょ。きょうりゅうとともにはくあきまつ(やく6500まんねんまえ)にぜつめつしたとかんがえられていたが、1938ねん、ミナミアフリカおきでかせきとおなじすがたのこたいがはっけんされ、せかいじゅうからきゃっこうをあびた。そのごはインドネシアなどでもほかくされている。

 せいぎょのたいちょうは1〜2メートル。ただしかせきでは4メートルにもおよぶきょだいなこたいもはっけんされている。げんざいのせいそくちはすいしんやく100〜300メートルのしんかいだが、かつてはあさいうみやたんすいいきでもいきていたようだ。

 しんかのれきしじょうでは、ぎょるいとりくじょうせきつい(せきつい)どうぶつのちゅうかんにいちするとされ、かつてりくにあがったシーラカンスのなかまがわれわれのそせんになったとかんがえられている。

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