「おあねチャンバラ」にはまだひみつがある。「おあねチャンバラRevolution」をおくりだしたおとこたちは、つぎなるてんかいにうごきだそうとしていた。まさか、いもうとのニーソにそんなワケがあったとは……。
【しょうさいがぞう】●つねにあたらしいこころみを! 「おあねチャンバラRevolution」をふりかえる
まいかい、「おあねチャンバラ」シリーズでは、アクションゲームとしてあたらしいこころみがほどこされてると、きかく・かいはつをてがけるタムソフトのてづかしゅんすけしは、とくに「おあねチャンバラRevolution」のそうかい(そうかい)なそうさかんにはじしんがあるときりだす。
2007ねん9つきにかいさいされたとうきょうゲームショウ2007のディースリー・パブリッシャーブースでだいだいてきにはっぴょうされたWiiようアクションゲーム「おあねチャンバラRevolution」は、Wiiリモコンでそうさするというてんにおいて、かなりのこだわりをもってせいさくされた。それこそ、バランスちょうせいにいちばんじかんをかけたといっていいほどだと、おなじくシリーズをとおしてきかく・プログラムをたんとうするわたなべしげきしもむねをハル。
「おあねチャンバラ」シリーズは2004ねん、プレイステーション2ようの「SIMPLE2000」シリーズの1つとして「THEおあねチャンバラ」のなをかんしてたんじょうした。とうじは、これほどまでにシリーズかされるとはまったくおもっていなかったとりょうしゃがふりかえっていたが、ろしゅつどのたかいおねえさんが、かたなをふりまわしゾンビをボッコボコにするという、おいろけとアクションせいをあわせもつ、ヒットする“におい”というものはないほうしていたようにおもう。ただし、きかくしょだんかいでは「THEあねチャン」だったものが、「おあねチャンバラ」にへんこうになったことにはとうしょ「しんじられなかった」とのこと。いまでは「おあねチャンバラ」でよかったとてづかしはむねをなでおろす。
こうしてファンのこえにおされるかたちで、ぞくへんがせいさくされることになり、PS2にこだわらず、そのときどきのあたらしいかのうせいをついきゅうすべく、プラットフォームをかえ、わずか4ねんでけい7さく(DLCふくむ)よにおくりだされることになる。
―― 「おあねチャンバラRevolution」がはつばいされてひがたちますが、はんのうはどうですか?
てづかしゅんすけし(いか、けいしょうりゃく): やはりWiiリモコンでのそうさかんにはじかんをかけましたし、あるていどじしんがありました。それでもはつばいちょくごはふあんでしょうがありませんでした。じっさいにアクションにかんしては、みなさんコウイてきでほっとしています。
わたなべしげきし(いか、けいしょうりゃく): なれしたしんだパッドではなく、Wiiリモコンというどくとくのそうさだったので、それをどうりようできるかがかだいでした。
―― いまさくでもっともおおくのいけんとして「ステージすうのすくなさ」があげられるとおもうのですが?
てづか: やはりボリュームてきにはすくないといういけんはおおく、こころぐるしいかぎりです。ただ、プレイヤーキャラクターにそのぶんてをかけ、アクションモードをじゅうじつさせ、キャラクターのこせいをたたせることにじかんをついやしました。かいはつきかんもかぎられていますし、おなじくようぼうがおおかった「キャラクターのアクションにあつみをもたす」ことにじゅうししたとりかいしてもらいたいです。
―― そのぶん、あたらしいほうこうせいをしめすことができたとおもいますが?
てづか: キャラクターはしようするぶきやたたかいかたのタイプによってぎんみしました。そのなかでもなげやつかみもあるさきにいちばんりょくをいれていますし、よいひょうかをいただいています。こんかいいちばんWiiリモコンをうまくつかっているおもしろいキャラクターになっているとおもいます。やはり、いかにきもちよくプレイさせるかがキモでした。どのタイトルとはいいませんが、ほかのWiiリモコンをしようするアクションゲームをあそんでみて、ボクはとてもふまんがあったんです。もっとおもしろくできるはずだと。うまくWiiリモコンをつかえば、もっとおもしろくできるのではないか? という、イメージがあたまのなかにあったのでそれをじつげんしました。
―― プレイヤーによってふりかたのさいがあったりと、ちょうせいはかなりシビアだったとおもうのですが。
わたなべ: マスターアップちょくぜんまでちょうせいはにてんさんてんしてました。シリーズとおして“きったそうかいかん”がだいいちのコンセプトだったので、そこはあるていどなっとくするかたちまでもっていきたいとおもっていましたし。じかんもとりました。
てづか: かいはつきかんてきにはじつさぎょうははんとししかありませんでした。こうそうをいれるともうすこしかかっていますが。キャラのとくせいによってアクションもことなるので、かいはつきかんのたいはんはそこについやしました。
わたなべ: Wiiはほかのハードとくらべたら、スムーズにかいはつにいれたのがたんきかんでできたりゆうですね。
―― “せいど”や、ちょうじかんしようすることで“つかれる”などは、Wiiリモコンをしようするアクションゲームではついてまわることだとおもうのですが。
てづか: ステージすうがすくないという、さきほどのごしてきにもじゃっかんかんけいするのですが、いまあるものいじょうに1ステージがながいとつかれてしまうのではないか? というしんぱいがあったんです。さんぴりょうろんありますが、けっかとしてはいまぐらいのながさがつかれなくてちょうどよいとおもっています。1ステージがみじかいので、いちどクリアしたのちも、かるいかんかくでなんどもくりかえしプレイしていただけるようにせっけいしました。
―― これほどまでシリーズかされるとはおもっていなかったとききますが。
てづか: ボクらのなかではおもしろいとおもってました。しかしとうしょはじっかんがともなわなかったですね。
●「おあねチャンバラ」のせかいはかくだいしていく――そしてかんじんのさきのけん
―― えいがやモバイルなど、おあねチャンバラのせかいがひろがってきていますが、つぎなるてんかいは?
てづか: まさにいま、そのきかくをねっているところです。Xbox360ではびょうしゃひょうげんを、Wiiではアクションのあたらしいていあんができたので、つぎもあたらしいことをていきょうしたいとかんがえています。ただ、こうしてシリーズもつづいてくると、こじんてきにはですが、しゅじんこうをかえたいというきぼうはあります。つぎがそうなるというわけではないのですが、べつのしゅじんこうでえがいてみたいというよっきゅうがたんじゅんにあります。
―― ろしゅつどがたかいおねえちゃんのでばんがすくなくなるのはさびしいようなきもしますが?
てづか: だいじょうぶです。たとえそうなっても、「おあねチャンバラ」からろしゅつがきえることはありません(えみ)。
―― いぜんのきじで、しゅじんこうのいろどりがなぜみずぎでたたかうのかというりゆうについてはめからウロコでした。
てづか: いろどりはきちのえいきょうがうすいので、ぜんしんにちをあびないとはつどうしづらいんですよ。べつにむだにろしゅつどがたかいわけではなく、しかたがないんです。じつは、「おあねチャンバラRevolution」ではおとなになったさきがかくしコスチュームとしてとうじょうするのですが、それがパンストすがたなんです。さきはこんかい、セーラーフクにニーソックスという、いわゆる“ぜったいりょういき”でたたかうわけですが、おとなになるとその“ぜったいりょういき”がなくなってしまうんです。これは、さきのばあい、おとなになるとさらにきちのえいきょうをうけ、きちをすはだにたいりょうにあびるひつようがなくなっているんです。ですからどんどんろしゅつがなくなっていく。だいいちさくめではひざかだったソックスがひざじょうまでかくすようになったのもそういうりゆうです。たんじゅんにおとなのさきにニーソックスがにあわなかったというりゆうもありますが。
―― いろどりはおとなになってもえいきょううすいんですね。
てづか: でも、ほんきでたたかうとさきよりいろどりのほうがつよいんです。やはりあねにはかてないんでしょうね。ぜんさくのエンディングでもさきはいろどりにはかてませんでした。
―― こんごのさくひんのヒントになるようなものがあればおしえてほしいのですが。
わたなべ: リアルタイムでへんこうできることをおおくしていきたいというきぼうはあります。たとえばコスチュームチェンジすると、リアルタイムでデモにはんえいされたりとか。リアルタイムでキャラにちょっとしたへんこうができることって、ゲームのいいところだとおもうんです。こうしたリアルタイムでのへんかがキャラクターにひょうじょうをうむとしんじてますから。「おあねチャンバラRevolution」ではそのへんのかのうせいをあるていどしさできたとおもっています。
てづか: オンラインでどうじプレイやオンラインでスコアたいせんなど、そういうものがあってもいいですよね。せっかくどのハードもネットワークにたいおうしているわけですから。
「おあねチャンバラ」は、コンセプトがわかりやすいタイトルだ。わかりやすさがだいいちにあって、そこからおおくのユーザーにあいされるインパクトがある。てづかしは、こうしたアクションゲームはにっぽんでしかたんじょうしないとかたっていた。それは、にっぽんだけしかみずにちいさくまとまっているのではなく、にっぽんどくじのゲームせいさくをだいじにしたいというあらわれなのだろう。
2にんとも、ゆくゆくは「おあねチャンバラ」というタイトルを、レジでていこうなくいえるひがきてくれないかとのぞんでいる。ゲームをやらないひとに「おあねチャンバラ」になれてもらい、しみんけんをえたいのだとか。そもそもダジャレではあるが、これほどわかりやすいタイトルもめずらしい。“おねえちゃんがチャンバラをしてたたかうBきゅうテイストなゲーム”とまでよみとれる。このBきゅうテイストをだいじに、しんけんにバカをやっていきたいとてづかしはつぎもあたらしいことにとりくむとやくそくしてくれた。
てづか: 「おあねチャンバラ」は、なにかときせきのタイトルだとおもっています。よりかんせいてきというのか。エロもグロもそうかいかんも、すうちではせつめいできないきもちよさをひょうげんしています。せつめいしづらいのですが、ほんのうのうちがわからにじみでるきもちよさのさいげんを、だいいちもくひょうにしています。だからまずは「あそんでみて」としかいえないのがもどかしいんです。ほかのメンバーではつくれない、ボクたちでしかつくれないとさくひんだとおもっています。
わたなべ: もしかりにおなじプログラムでも、メンバーがことなればまったくちがうものになっているんじゃないですかね。かいはつしているがわもたのしみながらできているので、こんごもおもしろいものをいいあいながらやっていきたいですね。こじんてきにもアクションゲームやかくとうゲームがスキなのですが、たんじゅんなからだのうごきのバリエーションというめんでいつかはかくとうゲームにひってきできるところまでもっていきたい。
てづか: ちょうハードルあげましたね(くしょう)。
わたなべ: じゃっかんマイルドになるかもしれません。いいすぎました(くしょう)。
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