ブロードバンドかがかそくし、PCインターネットのトレンドサービスがつぎつぎとおしよせているけいたいでんわしじょう。モバイルブロードバンドがほんかくかするなか、Symbianは3.9Gや4Gじだいにむけてどんなビジョンをえがいているのか。
2007ねん、にっぽんのけいたいぎょうかいにはインターネットのかずかずのトレンドがおしよせはじめた。ドコモ、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルがこうそくつうしんがかのうなHSDPAにほんごしをいれはじめ、いちぶではくだりさいだい7.2Mbpsのサービスもはじまった。KDDIもくだりさいだい3.1Mbps/のぼりさいだい1.8MbpsのEV-DORev.Aのほんかくどうにゅうにむけてたいおうたんまつのラインアップをかくじゅうするなど、モバイルのブロードバンドかがすすみ、それにともなってかくキャリアがPCインターネットのトレンドをじしゃサービスにとりいれるようになってきた。
こうしたけいたいぎょうかいのうごきを、けいたいむけOSおおてのSymbianはどのようにとらえ、くる3.9G、4Gじだいにむけてどのようなとりくみをおこなっているのか。Symbianせんりゃくたんとうふくしゃちょうのジョン・フォーサイスしにきいた。
●きのうもUIもさらなるしんかをとげるのが2008ねん
ITmedia: Symbianは、2008ねんのモバイルしじょうのトレンドをどのようにぶんせきしていますか。
フォーサイスし: 1つは、けいたいでんわにフルスケールのインターネットがはいってきたことがあげられます。2008ねんには、これがさらにリッチなものになっていくとよそくしています。Webブラウザはきのうがこうじょうしてパフォーマンスがあがり、Web2.0てきなサービスをかいはつするかくしゃのアプリケーションがけいたいむけにリリースされるでしょう。
2つめは、ユーザーインタフェースやユーザーにたいするあらたなかちのそうしゅつというかんてんから、これまでとはことなるかくしんてきなものがかずおおくでてくるということです。
とくにグラフィックめんでは、よりリッチでかんかくにうったえかけるこうひんしつなグラフィックがきたいされますから、わたしたちはこうしたニーズにたいおうするためにグラフィックアーキテクチャのScreenPlayをかいはつし、どうにゅうしたわけです。これは、けいたいでんわしじょうにインパクトをもたらした「iPhone」にたいするわたしたちなりの“かいとう”といえるでしょう。じせだいのグラフィカルなユーザーインタフェースのかいはつをかのうにするScreenPlayで、ユーザーにはこれまでにないあたらしいたいけんをていきょうできるでしょう。
しじょうはキョウソウによってはじめてしげきがうまれるので、iPhoneのようなデバイスのとうにゅうはかんげいすべきことです。これをうけてたんまつメーカーからは、さまざまなアイデアがでてきており、それがけいたいしじょうにおおきなへんかくをもたらすとおもいます。
3つめは、モバイルのせかいでもオープンプラットフォームがようやくはなひらきのじきにちかづいてきたということです。わたしはMobileWorldCongress(スペインでかいさいされたモバイルつうしんのイベント)には3GSMWorldCongressとよばれていたころからさんかしていますが、オープンプラットフォームについてはキャリアやアナリストからながねん、はんろんされることがおおかったのです。しかし、ことしのMobileWorldCongressではみながオープンプラットフォームのじゅうようせいについてなっとくしていました。
ここにきて、“さいしょのコーナーをまわった”というのがじっかんです。たんまつメーカーは、あるていどSymbianOSのプロジェクト(たんまつかいはつ)をつみかさねると、とうしょほどコストをかけることなくたんまつをかいはつできるようになるので、スケールメリットをきょうじゅできるところにきたということになります。
もう1つのトレンドは、かだいともいえるでんげん/しょうひでんりょくのかんりです。バッテリーにひつようとされるじゅみょうはねんねん24ぱーせんとくらいのびていますが、バッテリーのもちじたいはまだ8ぱーせんとていどののびにとどまっており、そこにはギャップがあります。けいたいでんわのアプリでこうどなインターネットサービスをつかうようになると、バッテリーのもちにたいするニーズがよりせんめいになるでしょう。
●しんぎじゅつとパートナーシップで、エコシステムのさらなるきょうかを
ITmedia: 2008ねんのトレンドにたいするSymbianのとりくみをきかせてください。
フォーサイスし: けいたいでんわでインターネットのサービスをフルにかつようするというトレンドにたいしては、PCインターネットのかくプレーヤーとのパートナーシップでたいおうします。ユーザーはPCでふだんりようしているサービスとおなじものをけいたいでんわじょうでもつかいたいとかんがえており、わたしたちのもつYahoo!やGoogleなどといったきぎょうとのネットワークはつよみになります。
いっぽうで、しじょうぜんたいがオープンプラットフォームへとかたむいていくわけですが、これは1つのせいひんだけでたいおうできるものではありません。そこでカギになるのが“せいひんまわりにたいするとうしをいかにふやしていけるか”です。これには2つのシナリオがかんがえられます。
1つは、わたしたちのこきゃくでもあるかくメーカーのリソースをSymbianOSのプロジェクトにとうにゅうしていくことがかんがえられ、ひつようになるでしょう。ぐたいてきなとうしをともなうことであり、トレーニングやツール、POSIXのようなひょうじゅんがらみのところもふくまれてくるとおもいます。こうしたとりくみにより、たんまつメーカーがわでもさらなるきのうきょうかがみこめるでしょう。
もう1つはでんげんきょうきゅうのもんだいです。でんりょくしょうひのせいぎょについてはすでにつよいフレームワークをもっており、これがきそとなっていますが、さらにとうしをおこなうよていです。パワーサプライの16ぱーせんとのふそくぶんをうめていくひつようがあり、そのためにハードウェアメーカーやシリコンベンダーときょうりょくしてさいてきかするほうしんです。
ITmedia: まぢかにせまっている、3.9Gや4Gじだいにむけたかだいととりくみについておしえてください。
フォーサイスし: つうしんきのうのスタックとしてあらたにどうにゅうした「FreeWay」は、4Gをねんとうにせっけいしたアーキテクチャです。4Gじだいには、じゅうらいの3.6Mbpsや7.2MbpsというつうしんそくどのせかいからすうひゃくMbpsのせかいにいこうすることになりますが、こうしたたいりょうのデータをソフトウェアのスタックでうごかそうとしても、パフォーマンスやボトルネックのもんだいがでてきます。わたしたちはここに、まったくあたらしいつうしんアーキテクチャをどうにゅうするというはんだんをくだしたわけです。これによりすうひゃくMbpsのデータレートやリアルタイムのパフォーマンスにスグレたかんきょうをじつげんします。また、おんせいつうわはもちろん、だいようりょうデータのダウンロードもたんじかんでおこなえるようになります。
もう1つはストレージにたいするとりくみです。たいいきがひろくなっておおきなファイルがでんそうされるようになると、そうとうにこうどなデータベースやファイルシステムでないとなかなかたいおうできないのです。ファイルのナビゲーションやサーチをおこなうさいにデータベースがおそまつだとついていけないので、SymbianOS9.5にはSQLデータベースをどうにゅうしています。これはオープンソースのSQLiteをベースにしており、パフォーマンスのさいてきかにこうけんするものです。
ITmedia: にっぽんしじょうのニーズがOSかいはつにはたすやくわりをどうみていますか。
フォーサイスし: にっぽんしじょうはせかいのしじょうにくらべてすすんでおり、にっぽんのイノベーションをとりこんでおうしゅうやほくべいにとうにゅうするといったそうじょうこうかをきたいできます。こうしたことからも、わたしたちはにっぽんしじょうのニーズをとてもじゅうようししており、こんごもこきゃくのこえにこたえていきたいとかんがえています。
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