●「みぎからひだり」で1キロあたり806えんのまるもうけ
とにかく、バターがてにはいらない。どのスーパーも「げんりょうふそくにより、のうひんがふあんていとなっております」と、おわびのさつ。「よるのおかし」でしられる「うなぎパイ」すら、バターふそくでいちぶせいさんきゅうしにおいこまれた。
しなうすをゆにゅうひんでかいしょうしようにも、それをこばむのがのうすいしょうのあまくだりほうじん「のうちくさんぎょうしんこうきこう」だ。
ゆにゅうバターには、ただでさえたかいかんぜいにくわえ、「マークアップ」(ゆにゅうさえき)とよばれるうわのせきんがかせられている。マークアップはこくないのらくのうかほごのため、ないがいかかくさをちょうせいするせいど。バターなどにゅうせいひんのマークアップのちょうしゅうをどくせんしているのが、さきのあまくだりほうじんである。
そのたんかはベラボーにたかい。
「げんざいバターのこくさいかかくは、1キロあたり500えんぜんごです。ところが、にっぽんにくると、1キロあたり806えんものマークアップがちょうしゅうされ、かんぜいとあわせいっきに1キロ1600えんだいまではねあがってしまうのです」(ゆにゅうぎょうしゃ)
「806えん」のさんしゅつこんきょについてしょかんののうすいしょうは「こくさいきょうやくできめたきんがく」(ぎゅうにゅうにゅうせいひんか)というが、これではしょうひしゃのもとにやすいバターはとどかない。
さらにもんだいなのは、きこうがカキあつめた“じょうのうきん”のつかいみちだ。ねんかんのばいばいさがく11おく4200まんえんのうち、らくのうかほごのこうふきんにまわるのは7わりていど。のこりはあまくだりしたのうすいしょうOBが“やまわけ”しているのだ。
「きこうのやくいん10にんのうち、5にんはのうすいしょうOB。もとのうすいしょうしんぎかんのきのしたひろゆきりじちょうがねんかんほうしゅう1860まんえんをてにしているのをひっとうに、06ねんどには1おく5787まんえんものやくいんほうしゅうをけいじょうしていた。いっぱんしょくいんのきゅうよもこっかこうむいんの3わりまし。それでも、カネをつかいきれず、06ねんどまつにはナント、もろもろで253おくえんものじょうよきんをためこんでいます」(のうすいしょうじじょうどおり)
そもそも、バターがしなうすになったのは、のうすいしょうがせいにゅうのせいさんちょうせいにしっぱいしたためだ。なのに、ゆにゅうバターをみぎからひだりにうけながすだけでまるもうけのあまくだりやくにん。
ワリをくうのは、われわれしょうひしゃだ。