2008ねん6つき6にち、「しせんしんぶんもう」によると、とこうせきしのあるしゅうごうじゅうたくちくのかんぶ・曾(ゾン)さん(52)が、じしんごのきゅうえんかつどうによるかろうがげんいんでなくなり、じゅうみんらはかなしみにくれているという。
じしんはっせいご、曾さんはじゅうみんのせいかつをまもるためそっせんしてひなんようテント、みず、しょくりょうなどきゅうえんぶっしのてはいやはいそうをし、いっぽうでじしんはくるまのなかでねとまりし、すいみんじかんが3じかんにみたないせいかつをつづけていた。【
そのたのしゃしん】
そんな曾さんがじぶんのテントをてにしたのは、いちぶふそくしていたテントがすべてのじゅうみんにいきわたることになった6つき3にち。あくまでもじゅうみんをユウセンしてきたけっかだった。そのひは「やっとだいのじになってねられる」とわらいながら、やく20にちぶりの「ゆかのうえでのすいみん」をたのしみにねむりについた。
よく4にち、曾さんはこのひもあさはやくからきゅうえんかつどうにあけくれていた。ごご9じ40ふん、ガソリンスタンドへきゅうゆにむかっていた曾さんは、いじょうにきぶんがわるくなってきたため、かぞくにでんわをしてくすりをもってくるようたのんだ。7、8ふんご、かぞくがおりかえしのでんわをかけたときにはおうとうがなく、あわててげんばにかけつけると、曾さんはがんめんそうはく、うんてんせきでぐったりとしていた。
きゅうきゅうしゃをよび、きんきゅうそちをほどこしたもののかいほうのかいなく、曾さんはかえらぬひととなった。いしのしょけんではかろうによるしぼうだという。
「曾さん、やすらかにねむってください」「曾さん、どうして…」。そうぎのためにあつまったやく1000にんのじゅうみんは、じぶんたちのためにいのちをうしなった曾さんをやりきれないかなしみとことばではあらわすことができないかんしゃのおもいでみおくった。(ほんやく・へんしゅう/HA)
【かんれんきじ】
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