とうきょうとこうとうくのとうじょう瑠りかさん(23)さつがいじけん。たいほされたはけんしゃいんのほししまたかのり(33)は、じけんはっかくのよくじつ、なにくわぬかおで「はやくかいけつしてほしい」とほうどうじんにはなしていた。しかし、インタビューちゅう、ほしとうのめはおよぎ、てでほおやアゴをおさえるふしぜんなしぐさがめだった。
〈あなたにもわたしのじさつするわけがのみこめないでしょう〉
なつめそうせきの「こころ」のいっせつだが、ひとのこころのなかをみぬくぎじゅつはにっしんげっぽでしんかしている。
サミュエル・L・ジャクソンしゅえんのえいが「こうしょうじん」では、びんわんネゴシエーターがだいのうせいりがくにもとづき、「めのうごきであいてのかんがえていることをはんだんする」というばめんがあった。じっさい、FBIやCIAでは、ウソをみやぶるぎじゅつのけんきゅうがすすんでいる。
ほんにんがかんぺきなウソとおもっても、ウソをみぬくヒントはある。なぜなら、ウソをいうのはしんじつをはなすよりむずかしいからだ。
ものがたりをそうさくし、せいごうせいもたもとうとすると、のうにつうじょういじょうのふかがかかり、ひょうじょうやてのどうさ、はなすテンポなど“ふだんとはちがうじぶん”がでてしまうのである。
ことばはなにもかたらない。「てはくちよりもモノをいう」わけ。じょうし、ぶかのウソもこれでみやぶれる。
●きちくはんざいしゃがみせたきみょうなしぐさ
ぼしとうは、たいほまえにほうどうじんからやく30ふんかんもインタビューをうけていた。
そのさい、さゆうのてでアゴやほおをひんぱんにさするきみょうなしぐさがめだった。
はんざいしんりがくしゃのさくたあきらしによると、これは「ぼうえいやぼうぎょをしめすむいしきなどうさ」だという。
「瑠りかさんにみおぼえがあるかときしゃにしつもんされたさい、『ちょっと(みおぼえは)ないですね』とこたえながら、みぎてはなにかをしあんしているようにアゴをさすっていた。むいしきにじぶんのこころをかくそうとするぼうぎょどうさといえます」
ぼうぎょどうさはたにも、「てをくむ」「はつげんのさいにめをつむる」といったものがあるという。
つごうがわるくなると、めをつむってうでぐみするじょうしはウソをつこうとしている。
もとけいしちょうけいじのきやぶまことしし(そうごうたんていしゃ「アビリティオフィス」だいひょう)もこういう。
「ざいしょくちゅう、やく4000にんのようぎしゃをとりしらべましたが、けいじはようぎしゃのはなすないようよりめやてのうごきをみています。さぎしのような“プロ”になると、あいてをぎょうししてはなすえんぎがみにつき、めだけでしんじつかきょぎかをはんだんするのはむずかしい。ですが、それでもみぶりしゅぶりがはげしくなるといったとくちょうがある。ほしとうようぎしゃのてのうごきも、きほんてきなきょどうふしんしゃのものでした」
そんなきやぶしですら、じょせいのウソにはしくはっくしたという。
「じょせいは、みずからのウソをせいとうかしているばあいがある。ほんにんにウソをついているじかくがないので、ひょうじょうにへんかがでにくい」
●フナバきっちょうのちょうなんがみせたひだりうえめせん
もじやすうじなどたんきてきなきおくをつかさどるのがさのうだ。そこでひとはみじかいかこ(1カゲツていど)をおもいだすとき、めせんはさのうのはんたいがわのみぎじょうにむくけいこうがある。
ぎゃくにモノをかんがえて(ウソをそうさくして)いるときはうのうをはたらかせる。めせんはひだりうえだ。そのため、ひだりうえをみながらはなしていたら、「ウソ」をいっているかのうせいがある。
フナバきっちょうのおかみのゆぎさちこさんは、しゃざいのさいはしたをむいてめをとじていたため、ひょうじょうからはウソはみやぶれない。
だが、ささやきかいけんでゆうめいになったちょうなんのきくおしが「ほうれいじゅんしゅのいしきがあまかった」となみだまじりにかたったさいのめせんは、“ひだりうえ”だった。
●ウソじょうずのじょせいがみせたいっしゅんのすき
フナバきっちょうのさちこさんが、いっしゅんだけみせたすき(すき)が「ことばのとぎれ」だ。
りょうりのつかいまわしがはっかくしたさいのかいけんで、みずからのかんよはひていしたかのじょだが、「つかいまわしはもうないか?」としつもんされたときだけ、「……ないとおもいます」と0.5びょうほどことばにつまった。
あんのじょう、かいけんごにアユのしおやきなどにくわえ、「ゼリー」「アワビ」など8ひんもくをさいりようしていたことがはっかくしている。
●ほんにんはきづかないカンたかいこえ
まいカリフォルニアダイのポール・エクマンめいよきょうじゅ(74)のけんきゅうでは、かんじょうのたかぶったひとの7わりはこえがたかくなり、いいちがいやどもりもふえるというけっかがでた。
「ぼしとうようぎしゃがほうどうじんにたいし、『(けいさつは)ぼくをうたがっているかもしれませんけど、ウフッホッホ』とわらうばめんがあった。あのわらいかたはかんじょうのたかまりをしめしています」(さくたし=ぜんしゅつ)
たいほまえ、「きいちゃったといえばきいちゃった」といちどはインサイダーとりひきをみとめながら、こうはんでひにんにてんじたむらじょうせいあきらし(こうそちゅう)。このひとのこえもカンたかい。
●もりやぜんじかんのまばたきかいすう
ぼうえいしょうおしょくじけんでこっかいにしょうにんかんもんされたもりやたけあきら・ぜんじむじかん。ゴルフせったいのわいろ(わいろ)せいをしてきされたとき、まばたきのかいすうがきゅうげきにふえている。