もとざいむかんの“ミスターえん”ことさかきばらえいすけそうだいきょうじゅが、おどろきの「えんだかゆうどう」はつげんだ。じじつうしんしゃのインタビューにたいし、「えんだかのメリットはゆにゅうぶっかがさがること。にっぽんけいざいは1ドル=80えんていどのえんだかでもじゅうぶんたえられる」として、せいふにえんだかせいさくをとるようもとめたというのである。
たしかに、えんだかになればこうとうするゆにゅうげんざいりょうなどのかかくげらくはきたいできるだろう。だが、ゆしゅつきぎょうの09ねん3つききのそうていかわせレートは、たいはんが1ドル=100えん。それでもアップアップで、トヨタジドウシャはこんき3わりのえいぎょうげんえきをよそう、わたなべとしあきらしゃちょうが「カラーコピーきんしれい」までだした。こんなじょうきょうなのに、ほんとうに1ドル=80えんで、にっぽんけいざいはたえられるのか?
「いますぐいっきに80えんはキツイでしょう。ただ、ゆっくりえんだかにすすむようであれば、かわせよやくやせいぞうきょてんのシフトなどで、きぎょうはたいおうできる。じゅようのきょうじゃくやせいちょうりつなどがいぶかんきょうのぜんていによってもかわってはきますが……」(だいいちせいめいけいざいけんきゅうじょのかつらはたせいじ・しゅにんエコノミスト)
にっぽんけいざいが80えんにたいおうできるようになるのは、「らいねんまつぐらいのすいじゅん」というのが、かつらはたけしのみかただ。
せいぞうぎょうにくわしいこうべだいがくだいがくいんのおさだたかひとじゅんきょうじゅはこういう。
「さかきばらさんのいっていることはマクロのしてんではただしいのでしょうが、ここのけいえいしゃのはなしをきけば、おおかたはどうちょうできないでしょう。しかし、こくないしじょうちゅうしんだったメーカーが、かいがいせいさん、かいがいはんばいにいこうしたり、てっていしたコストさくげんをすすめているので、えんだかにたええるちからをつけてきている」
いっぽう、「えんだかにもっていこう、というのはちょっとらんぼうじゃないか」というのは、けいざいひょうろんかのやまざきはじめしだ。
「しぜんにえんだかになるのはしかたがない。しかし、トータルでかんがえるとえんだかがいいとはおもわない。いま、かぶかがもどったのは、えんだかがとまったことをコウカンしているから。いっきに90えん、80えんにもっていくと、かぶかがふかくしずんでいくことになる。せいふゆうどうのえんだかよりも、むしろげんぜいによるけいきたいさくのほうがこうかがある」
それにしても……。さかきばらしが“ミスターえん”のいみょうをとったのは、90ねんだいのきゅうげきなえんだかをかわせかいにゅうによってとめたから。
「あのころは、えんだかはたいへんだ〜といってたのが、いってんしてえんだかすいしんろんしゃですか」――こんなこえもきこえてきた。