モバイルがさまざまなぎょうかいとのれんけいをふかめるなか、こんどはきんゆうとれんけい――。これがKDDIとみつびしとうきょうUFJぎんこうがきょうどうでせつりつしたモバイルむけネットバンクの「じぶんぎんこう」だ。このぎんこうは“ケータイのなかにぎんこうをビルトインする”というコンセプトでサービスをてんかいする。けいたいでんわじょうのインターネットだけでなく、PCやでんわ(おんせい)けいゆでもりようできるが、それはあくまでほかんてきないちづけとなり、“モバイルならではのつかいやすさとりべんせい”をついきゅうしたサービスをめざす。
【たのがぞうをふくむきじ】 6つき17にち、じぶんぎんこうのぎんこうえいぎょうめんきょがおりたことをうけ、どうこうのおやがいしゃとなるKDDIだいひょうとりしまりやくしゃちょうけんかいちょうのおのでらただししとみつびしとうきょうUFJぎんこうとうどりのながやすまさとし、じぶんぎんこうのしょだいしゃちょうとなったなかいまさとしがかおをそろえ、サービスのビジョンをせつめいした。
おのでらしは、じぶんぎんこうについて「KDDIのちゅうきてきけいえいもくひょうの“チャレンジ2010”において、しんきじぎょうをそうしゅつすることでじぎょうりょういきのかくちょうとじぞくてきなせいちょうをめざすなか、しんきじぎょうのちゅうかくとして(じぶんぎんこうを)いちづけている」(おのでらし)とせつめい。けいたいネットワークのこうそくかやパケットていがくせいのきゅうそくなふきゅうにともなってサービスがたようかし、モバイルeコマースじぎょうがきゅうせいちょうしていることをあげ、「こうにゅうからりょうきんのしはらいまでを、けいたいでんわ1つですませたいというニーズがたかまっている」という。それにこたえるのが“じぶんぎんこう”だとおのでらしはむねをハル。「じぶんぎんこうをケータイにビルトインすることで、おきゃくさまのライフスタイルにみっちゃくしたきんゆうサービスがていきょうできるようになる」(どう)
みつびしとうきょうUFJぎんこうとうどりのながやすまさとしは、どうしゃのリテールせんりゃくのなかで“じぶんぎんこうをどういちづけるか”にげんきゅう。「ケータイはいまや、なくてはならないみぢかなそんざい。おおいなるしんかをとげたケータイサービスをフルにかつようし、こきゃくにたいして“モバイルならではの、べんりであたらしい”きんゆうサービスをていきょうしたい」とほうふをかたった。
「みつびしとうきょうUFJぎんこうのもつぜんこく670のてんぽ、ぜんこく4まん2000カショのATMネットワークをいかすことで、“ケータイから、いつでもどこでもスピーディーにつかえる”じぶんぎんこうのべんりなサービスを、よりべんりでかいてきなせいかつにやくにたてられるとかくしんしている。みつびしとうきょうUFJぎんこうとじぶんぎんこうかんのふりこみてすうりょうはむりょうで、ケータイでかんたんにおかねのやりとりができる。しさんのうんようかんりにはみつびしとうきょうUFJぎんこうのこうざをつかい、にちじょうのふりこみやショッピングにはじぶんぎんこうのこうざをつかうなど、りょうこうのこうざをつかいわけることで、こきゃくのりべんせいをよりたかめられる」(ながやすし)
なお、KDDIがたのぎんこうと、みつびしとうきょうUFJぎんこうがたのキャリアとくんでどうしゅのサービスをていきょうするかのうせいについては、「KDDIがたのメガバンクとくむかといえば、そういうことはかんがえていない。(こうしたサービスは)1つあればじゅうぶんで、けんとうしていない」(おのでらし)といい、じぶんぎんこうにかんしては「たしゃからのきぼうがあれば、りょうしゃではなしながらかんがえる」とはなすにとどめた。
●ケータイが、おきゃくさまいちにんいちにんせんようのぎんこうになる――なかいし
「“ケータイにぎんこうをビルトインする”というのがきほんてきなかんがえかたで、てもとのケータイがそのままぎんこうになるイメージ。てんぽにいっててつづきをしたり、ATMでおかねをおろしたりにゅうきんしたりするかわりに、いつでもどこでもケータイでかんたん・あんぜんにとりひきができる」――。じぶんぎんこうのしゃちょうをつとめるなかいしは、じぶんぎんこうのビジョンをこうせつめいする。ぎんこうのなまえも、“おきゃくさまいちにんいちにんせんようのぎんこうになる”というイメージをひょうげんしたものだ。
コンセプトは3つあり、1つは“あっとうてきにたかいそうさせいとりべんせいのじつげん”、もう1つは“あんしん・あんぜんをかくほするセキュリティ”だ。けいたいでんわのちいさながめんでは、すくないクリックすうでもくてきをはたせるそうさせいのよさがそなわっていないとサービスをつかってもらえず、なかいしは「ここがサービスのこんかんになる」ときょうちょう。ぎんこうサービスをおこなううえでさいじゅうようかだいとなるあんしん・あんぜんについては、「ともすれば、(つかいやすさとあんしん・あんぜんの)2つがトレードオフのようなかんけいになるが、じぶんぎんこうでは、この2つをどうじについきゅうしたい」とじしんをみせた。
3つめは“ライフスタイルにそったメリットのかんげん”。りようしゃにさまざまなせいかつシーンでつかってもらうためにも、けいたいりょうきんのこうざふりかえにりようするとポイントをぞうりょうしたり、みつびしとうきょうUFJぎんこうのこうざほゆうしゃにたいしててすうりょうをユウグウしたりといった、“おとくかん”をていきょうするかんがえだ。
●“auケータイならでは”のサービスで“かこいこみ”ねらう
じぶんぎんこうのサービスは、auケータイだけでなく、ドコモやソフトバンクモバイルたんまつでもりようできるが、KDDIがおやがいしゃであることから、auユーザーにはとくべつなサービスがよういされる。その1つが、auケータイむけのせんようアプリ「じぶんかよいちょう」だ。たキャリアユーザーやauのBREW3.1いぜんのたんまつユーザーはWebけいゆでのりようになるが、BREW3.1いこうにたいおうしたたんまつのユーザーは、よりりべんせいのたかいアプリばんのかよいちょうをりようできる。サービスかいしじてんでは、りようしゃがみずからダウンロードするひつようがあるが、あきのしんモデルいこうはしゅようなauのしんきしゅにじぶんかよいちょうがプリインストールされ、あきふゆモデルからはメインメニューにじぶんぎんこうのアイコンがついかされるよていだ。
そしてauむけのサービスのめだまともいえるのが、「ケータイばんごうふりこみ」。ぎんこうでおかねをふりこむさいには、ふりこみさきのぎんこうめいやしてんめい、こうざばんごうなどをにゅうりょくするひつようがあるが、このサービスではメールやつうわでコミュニケーションするのとおなじように、アドレスちょうからふりこみさきのあいてをえらんでふりこめる。これはauたんまつのサブスクライバID(たんまつこゆうのばんごう)とじぶんぎんこうのこうざばんごうをひもづけることでじつげんしており、とうしょはあいてもauけいたいユーザーでじぶんぎんこうにかにゅうしているあいてにのみふりこめる。「サブスクライバIDとこうざばんごうをひもづけるので、(たキャリアユーザーへのふりこみをじつげんするには)けいたいキャリアからじょうほうをもらうひつようがある」(なかいし)
さらにECれんけいでは、かいぎょうとうしょからauショッピングモールとauオークションでじぶんぎんこうのけっさいをかんたんそうさでりようできるようにするなど、“auケータイならでは”のきのうをていきょうすることで、ユーザーのかこいこみをねらう。
●つうしんじぎょうとメガバンク、それぞれのシナジーこうかをさいだいげんに
KDDIとみつびしとうきょうUFJぎんこうはじぶんぎんこうのじぎょうをつうじて、つうしんじぎょう、メガバンクというそれぞれのじぎょうのシナジーをついきゅうしていきたいかんがえだ。「KDDIとみつびしとうきょうUFJぎんこうが、これまでそれぞれのぶんやでつちかってきたノウハウとじぎょうきばんをけっしゅうすると、こじんのこきゃくのよりべんりでかいてきなせいかつのじつげんにやくにたつあらたなモバイルネットきんゆうじぎょうをじつげんできる」(ながやすし)
いまやけいたいでんわはけいやくすうが1おくをこえるなど、PCをうわまわるみぢかなじょうほうたんまつとなり、ひびのせいかつのひつじゅひんとなっている。なかいしは、これをきんゆうサービスのていきょうチャネルとしてとらえると(1)いつでももちあるいている(2)つうしんきのうがある(3)カメラやICカードがはいっているなど、スグレたとくせいがあると、そのかのうせいにきたいする。
「つうしんからみると“あらたなきんゆうけっさいコンテンツのていきょう”、きんゆうからみると“ケータイというゆうりょくなチャネルをかくじゅうする”というように、つうしんときんゆうはそうほうこうでしんわせいがたかいとにんしきしている。つうしんときんゆうのゆうごうで、あたらしいきんゆうサービスをそうしゅつしたいというのが、じぶんぎんこうをせつりつしたしゅしだ」(なかいし)
【もとのきじ】 KDDIとみつびしとうきょうUFJぎんこうのネットバンク「じぶんぎんこう」がフナデ――ぎんこうえいぎょうめんきょをしゅとく KDDIとみつびしとうきょうUFJぎんこう、「じぶんぎんこう」としてモバイルネットぎんこうのえいぎょうめんきょをしんせい “けいたいならでは”のぎんこうをめざす──KDDIとMUFJ、サービスがいようをはっぴょう KDDI、みつびしとうきょうUFJぎんこうとネットぎんこうせつりつか