◇おんしのことばでくきょうこえ−−たねためぐみせんしゅ(21)
◇なにげないこうりゅうがささえに
こんげつじょうじゅん、べいこくでがっしゅくちゅうのたねたからサッポロおおやこうこうのふじはしまことさん(58)=そうむしゅにん=のけいたいでんわにれんらくがはいった。「せんせい、げんきですか」。はなすないようはたわいもないせけんばなし。「くるしいれんしゅうのあいまなんでしょう。わたしもふだんどおりにはなしていますよ。『げんきにやってるか?』って」
ふじはしさんがたねたのたんにんをつとめたのが2、3ねんじ。こうこうそうたいではとくいのにひゃくメートルひらおよぎで2ねんれんぞくの2い。どうしてもとどかなかったユウショウは「おもいどおりのせいせきがのこせないスランプのじきだったのでは」とふりかえる。とうじからえんせいがおおかったが、がっこうではいまとかわらずきがるにこえをかけていた。「それがいまでもつづいているだけです」。でんわやメールでひんぱんにれんらくをくれるおしえご。おんしとのなにげないやりとりが、そつぎょうごもこころのささえとなっているようだ。
どうこうしゅっしんのごりんせんしゅは、フェンシングでとうきょうごりん(64ねん)にしゅつじょうしたげや(きゅうせい・こもり)よしえさん(71)いらいで、たねたは44ねんぶりとなる。「『ごりんにでたい』というのはかんたん。でも、なまはんかなきもちではしゅつじょうすることはできない。そのおもいはわたしのときとおなじだとおもいます」。げんざいもがいぶコーチとしてどうこうでしどうしているしものさんは、ひのまるをせおってせかいさいこうほうのぶたいにちょうせんするこうはいについてみずからのけいけんをだぶらせた。
じだいはかわってもれんしゅうのつらさや、かこくさはふへん。しかもたねたは、こうこうそつぎょうごにしょぞくさきクラブのコーチがとつぜんすがたをけすなどトラブルにみまわれて、せいしんてきにおいこまれたじきもあった。そんなつらさをのりこえることができたのは、おんしやだいがくのなかまたちのささえがあったからだった。
こうこうそうたいでくつじょくをあじわったにひゃくメートルひらおよぎのタイムは、こんきのせかいランク3いでメダルへのきたいはたかまる。しかし、ふじはしさんは「ごりんではぶじにおよいでくれるのがなにより。じぶんのよさをだしてもらいたい。それだけです」。きたいをいっしんにせおうおしえごをおもい、ヤサシイまなざしがうかんだ。
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■じんぶつりゃくれき
◇たねだ・めぐみ
サッポロししゅっしん。ぜんそくをわずらい2さいからすいえいをはじめる。07ねん9つきのにっぽんがくせいせんしゅけんでにひゃくメートルひらおよぎのにっぽんきろく(2ふん23びょう85)をマークし、たなかまさみ(シドニーだんたいきん)のきろくを7ねんぶりにこうしんした。JSSながおかしょぞく。
7つき18にちちょうかん