せかいぼうえききかん(WTO)のたかくてきぼうえきこうしょう(ドーハ・ラウンド)は29にち、9にちかんにおよぶひこうしきかくりょうかいごうのすえ、けつれつというさいあくのけっかにおわった。これにより、ねんないはもちろん、べいこくのせいけんこうたいなどでらいねんにはいってもしばらくはこうしょうさいかいのみとおしがたたないじょうきょうだ。WTOかめいこくのまでは、ラウンドそのものがほうかいしほごしゅぎてきなうごきがつよまることをけねんするこえももれはじめており、せかいのじゆうぼうえきたいせいはおおきなききにさらされることになった。
こんかいのかくりょうかいごうはもともと、「ねんないにさいしゅうごういにこぎつけるラストチャンス」(せいふすじ)として、かっこくのしゅちょうにおおきなへだたりがあるなかでかいさいされた。らいねんはべいこくのせいけんこうたいのほか、おうしゅうぎかいせんきょ、インドのそうせんきょもよていされ、ねんないにごういできなければこうしょうはじじつじょうとうけつされる。かめいかっこくは「こんかいごういできなければなんねんもさきのばしされる」とのつよいききかんをもってかくりょうかいごうにのぞんだ。
こうしたなか、25にちにはラミーじむきょくちょうがおおわくごういにむけたさいていあんをていじし、こうしょうのながれはごういにかたむきかけた。にっぽんもいちじは、のうさんひんのいちりつてきなかんぜいひきさげのれいがいとなるじゅうようひんもくすうについて、これまでのにっぽんのしゅちょうよりきびしいさいていあんをうけいれるほうしんをかためたほどだった。
しかし、ごういにちかづくほどかっこくのゆずれないせんがめいかくになり、さいしゅうてきにはのうさんひんのきんきゅうゆにゅうせいげんをめぐるべいこくとちゅうごく・インドのたいりつがけっていてきとなり、けつれつにおいこまれた。
7ねんちかくのこうしょうのすえ、おぼろげながらゴールがみえたなかでのけつれつだけに、こんかいのかくりょうかいごうはごういのむずかしさをあらためてうきぼりにしたかたちで、ラウンドにあたえるだげきはおおきい。こうしょうはいちからのでなおしをよぎなくされ、さいかいのみちすじをつけることすらこんなんになりそうだ。
しんこうこくのたいとうなどでグローバルかがしんてんするなか、じゆうぼうえきたいせいをけんじするひつようせいはこれまでいじょうにたかまっている。とくにきんねんは、せかいてきなエネルギー・しげんだかにともない、ほごしゅぎのたかまりもみられはじめているだけに、ドーハ・ラウンドのけつれつはせかいけいざいにくらいかげをおとしそうだ。【ひらちおさむ】
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