◇らくらいそしょうでじょうこくだんねんのたかつきしたいきょうとたいめん 「これからがほんとうのスタート」
「もっとはやくしゃざいしてくれていればよかった」。きたむらひかりひさしさん(28)=こうちし=はこえをふりしぼった。とさだか1ねんだった96ねんにおおさかふたかつきしでひらかれたサッカーぶのしあいちゅうにらくらいにあってから12ねん。たいかいしゅさいしゃのたかつきしたいいくきょうかいが30にち、じこごはじめてきたむらさんらにたいめんし、しゃざいした。
ごご4じすぎ、どうきょうかいのたけもとよしおかいちょうとささきもりおじむきょくちょうがきたむらさんかたをおとずれ、きたむらさんのははみずほさん(56)に「こころをこめてしゃざいしたい」とあたまをさげた。みずほさんは「『もうしわけないことをしたね』ということばがあればさいばんはおこさなかった。ひかりことぶきのからだはもとにはもどらないが、これからもみなさんがじこにむきあってもらうためにもしゃざいをうけさせていただきます」となみだでこえをつまらせながらこたえた。
きたむらさんはけんりつもうがっこうのじゅぎょうをおえて、やく30ふんおくれてとうちゃく。くるまいすからおり、むかいあってりょうてをにぎったあにひでかずさん(31)にみちびかれ、ながかったさいばんをふりかえるようにいちほいちほふみしめながらすがたをあらわした。たけもとかいちょうらからあらためてしゃざいをうけたきたむらさんは「とおいところをわざわざありがとうございます」とねぎらうことばをかけ、えがおもみせた。しかし、きもちのせいりはついたかというしつもんにはむごん。ふくざつなきもちをうかがわせた。
みずほさんは「これからがほんとうのスタート。とさだかなどといっしょにこれからなにができるのかをかんがえてほしい。そして、じこのことをわすれないでください」とさいごはえがおではなした。たけもとかいちょうは「じことうじにこのようなたいおうをしているべきだった。こんごはきちんとしえんしていきたい」とのべた。
また、どうじつ、とさだかもじょうこくだんねんをはっぴょうしたため、はんけつがかくていするみとおしとなった。こんごは、ばいしょうきんのしはらいほうほうやじき、2ひこくのふたんわりあいなどのつめのさぎょうにはいるという。
10つき1にちちょうかん