三菱重工業は26日、建設機械世界最大手の米キャタピラーと折半出資している新キャタピラー三菱への出資比率を33%に引き下げることで最終合意したと発表した。17%の株式を新キャタ三菱に500億円で譲渡し、出資比率はキャタピラー67%、三菱重工が33%となる。実施は7月以降。三菱重工は経営資源を建機向けエンジンや原動機などに振り向ける。
新キャタ三菱は譲渡に伴い、社名をキャタピラージャパンに変更。製品ブランド名も「キャタピラー」に統一される。
また、5年後に三菱重工保有の残りの新キャタ三菱株を新キャタ三菱が買い取るオプションも設定した。両社は昨年2月から新キャタ三菱の出資比率見直しについて協議していた。
三菱重工の佃和夫社長は、「今回の出資比率見直しで新キャタ三菱はキャタピラーのアジア地域の建機事業を担う重要な戦略拠点になる」と期待を表明した。株式譲渡後も三菱重工はキャタピラーに建機用エンジンの供給を継続する。